| 性別 | 女性 |
|---|---|
| 転職時の年齢 | 49歳 |
| 最終学歴 | 大学卒業 |
| 転職前の勤続年数 | 3〜5年 |
| 転職経路 | 転職エージェント |
| 利用した転職サービス | doda |
| 応募社数 | 11社以上 |
| 転職活動の期間 | 1〜3か月 |
| 転職した年 | 2025年 |
| 総合満足度 | ★★★★★ 5(とても満足) |
| 転職前 | 転職後 | |
|---|---|---|
| 業種 | 転職前教育 | 転職後教育 |
| 職種 | 転職前企画・マーケティング・経営企画 | 転職後企画・マーケティング・経営企画 |
| 年収 | 転職前400〜500万円 | 転職後500〜600万円 |
| 雇用形態 | 転職前正社員 | 転職後正社員 |
※本記事は個人の感想・実体験に基づくものです
元国家公務員が子育てのため2度目の転職
私は国家公務員として20年以上勤めた後、45歳と49歳で2回の転職を経験しました。45歳で入った会社での業務は教育コンテンツの企画職で、仕事自体はとても楽しく、管理職にも登用されました。
それなのになぜ、2回目の転職をしたのか。その理由は、子育てにあります。
発達障がいのある我が子は、小学校4年生から中学校まで不登校でした。通信制高校に進学した後も、リストカットをしてしまうなど、何かと不安材料が多かったのです。
そのため、週1回でもテレワークが利用できる職場に移り、なるべく子どものそばにいられる時間を確保したいと考えるようになりました。
アラフィフの転職活動、150社応募の現実
転職市場は売り手市場と言われていますが、アラフィフになってからの転職が厳しい状況であることに変わりはありません。私は転職サイトと転職エージェントを活用して、転職活動を進めました。
応募だけなら、150社以上にのぼりました。そのうち面接までたどり着いたのは数社でした。その分、面接では力が入ってしまい、質問にうまく答えられずに不合格。
さすがに、「いい年して、なんでこんなに緊張しちゃうんだろう」と、自分が情けなくなりました。面接にも進めず、お祈りメールをいただき続ける毎日は、メンタルにも堪えるものがありました。
それでも、活動開始からおおよそ3か月で、内定をいただくことができました。
dodaの転職エージェントで面接対策
最終的には2社から内定をいただいたのですが、この2社はいずれも転職エージェントのdodaから紹介していただいた企業でした。転職エージェントを利用してみて、自分一人で転職サイトから応募するより、多くのメリットがあると感じました。
例えば、エージェント経由でしか応募できない求人があことや、面接対策がしっかりしていることです。
特に面接対策が具体的で、一緒に練習する時間も取ってくださいました。転職のプロの目線から、どのような質問が来やすいのか、転職理由をどう説明すべきかなどのアドバイスを受けました。練習をしてから面接に臨むことで、精神的な余裕が生まれました。
自分にとって特に参考になったのは、希望年収を正直に言っていいのかという点です。冒頭のとおり、私はかつて国家公務員でした。
国家公務員は採用と同時に法律で給与が決まってしまうため、採用面接時に給与条件をすり合わせるという概念がありません。そのため、この点は私にとって、どう回答すべきか未知の領域でした。転職エージェントの担当者に相談できていなければ、回答に困っていたと思います。
社長面接で広報をやりたいと本音を伝える
面接では、志望動機や転職理由のほか、同じ業界の他社ではなく、なぜその会社なのかを聞かれました。今までの業務で苦労した経験と、それを乗り越えた方法についても質問されました。
その中でも特に印象的だったのが、現在の会社の社長との面接です。社長から、「企画の仕事以外なら、どういうことをやりたいの?」と聞かれました。これ自体は、よくある質問かもしれません。
私は自分の経験を踏まえて、「企画以外なら、経理や人事は担当したことがあります。あまり好きではないのですが」と答えました。私の答えを聞いた社長は、こう言いました。
「いやいや、何をしてきたかではなく、今後何をしたいか、正直な気持ちを聞きたいんだよ」
この一言で、私は自分が今後トライしたいことを正直に話すことができました。「書くことが好きなので、広報をやりたいです」そう答えると、社長が「面白いね」と言ってくれました。その言葉は、今でも強く心に残っています。

教育業界の企画職で年収50万円アップ
おかげさまで現在も、前職と同じく教育業界のコンテンツ企画職として働いています。「どんな学びの機会を提供したら、喜んでもらえるかな」と考えながら仕事をすることは、時には難しさを感じるものの、とても楽しいです。
転職活動は大変でしたが、転職自体はしてよかったと思っています。まず、職場の上司が子育ての状況に理解を示してくれ、心理的安全性がしっかり確保された環境で働けるようになりました。
そして、年収が50万円以上、上がりました。テレワークも利用でき、かつ職場自体の公休も多く、子育てとの両立がしやすくなりました。
迷うならアラフィフでも転職活動を
我が子が安定した状態に至るには、まだまだ時間が必要かもしれません。でも、職場の上司や先輩が理解してくれることで、今は落ち着いた気持ちで仕事ができています。
転職は人生の一大事なので、本当に迷うと思います。それでも、迷っているのであれば、できる範囲で転職活動をしてみるのも、前向きな選択なのではないでしょうか。
私自身、アラフィフでの転職活動は決して楽なものではありませんでした。それでも、実際に活動してみたことで、自分がどんな働き方をしたいのかを改めて考えることができました。結果として、仕事をする上で自分が何を大切にしたいのかも、以前より明確になったと感じています。
アラフィフ女性の転職体験談はこちら

転職面接で希望年収を聞かれたときの答え方
この記事は、元国家公務員の女性がアラフィフで、子育てと両立できる職場を求めて2度目の転職をした体験談です。ご本人が面接の準備で特に迷ったのは、希望年収を正直に言ってよいのかという点です。
国家公務員の給与は、法律で定められた俸給表(仕事の内容や役職に応じた給与の表)をもとに決まります。そのため、採用の際に自分で給与を相談する場面は、基本的にありません。
一方、民間企業は、社内の給与の基準と照らし合わせて提示する金額を考えるために、今の年収と希望年収を聞きます。希望額を高く言えば得をする、というわけではありません。企業の想定と希望額に大きな差があると、面接官に不信感を持たれることもあります。
今の年収は、手取りではなく税金などを引く前の総額で、正直に答えます。この総額は、源泉徴収票の支払金額の欄で確認できます。
年の途中で転職した人は、年末調整のために、前職の源泉徴収票を転職先に提出するのが原則です。年収を多めに伝えても、書類で実際の金額がわかります。
希望年収を答える前に、求人票に書かれた想定年収を確認しておきます。そのうえで、これ以下なら入社しないという下限の金額を決めておくと、面接で答えやすくなります。
年収アップが絶対の条件でなければ、今の年収を目安にしてもらう答え方が無難です。たとえば「現在の年収は〇〇万円です。この金額をもとにご検討いただければと思います」と伝えます。求人票の金額に納得しているなら、「募集要項の想定年収を拝見しました。御社の規定に従います」という答え方もあります。
年収アップを望む場合は、その金額を希望する理由を、これまでの経験や実績で説明します。子育てなど家庭の事情を理由にすると、企業からの印象が悪くなるため注意してください。
ご本人が使ったdodaのように、企業とのやり取りを代行する転職エージェントなら、給与の相談も担当者に任せられます。答える金額とその理由は、面接の前に担当者と相談して決めておくと安心です。
まとめ
ご本人は国家公務員を20年以上務めたあと、民間の教育会社で企画職として働いていました。お子さんのそばにいる時間を増やすため、テレワークができる職場を探して、再び転職活動を始めました。
150社以上に応募する厳しい活動でしたが、約3か月でdodaの転職エージェント経由で内定を得ました。転職後も教育業界の企画職を続けており、年収も上がりました。職場の理解もあり、子育てと仕事を両立しやすくなっています。
