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なぜ年収200万円ダウンでも転職したのか?45歳男性・リクルートエージェント

なぜ年収200万円ダウンでも転職したのか?45歳男性・リクルートエージェント
体験者プロフィール
性別男性
転職時の年齢45歳
最終学歴大学院卒業
転職前の勤続年数3〜5年
転職経路転職エージェント
利用した転職サービスリクルートエージェント
応募社数11社以上
転職活動の期間1か月未満
転職した年2025年
総合満足度 2(不満)
転職前 転職後
業種 転職前メーカー(機械・電気) 転職後メーカー(素材・化学・食品・化粧品など)
職種 転職前営業 転職後営業
年収 転職前800〜1000万円 転職後500〜600万円
雇用形態 転職前正社員 転職後正社員

※本記事は個人の感想・実体験に基づくものです

目次

予期せぬ退職。45歳での転職活動

2025年7月、私は突然、転職活動を始めることになりました。理由は、事業部の解散による人員整理です。45歳という年齢で、予期せぬ退職。自分から転職を望んでいたわけではありませんでした。

「この年齢で、本当に次の仕事は見つかるのだろうか」

退職が決まってからは、そのことばかり考えていた気がします。

退職から2週間で内定。安心して入社を決めた

転職活動では、主にリクルートエージェントを利用しました。幸い、これまでの営業やビジネス開発の経験を評価していただき、退職から2週間ほどで内定をいただくことができました。内定の連絡を受けたときは、素直に安心しました。

事業部の解散は、自分の努力だけではどうにもできない出来事でした。次の仕事が決まらなかったらどうしようという不安がずっとありましたし、45歳という年齢も気になっていました。このタイミングを逃したら、次のチャンスは減ってしまうのではないか。そんなふうに考えていたと思います。

内定をいただいた会社には、仕事内容や企業の将来性に魅力を感じていました。まずは働く場所を確保したい。その気持ちが強く、入社を決めました。

今でも、あのときの判断が間違いだったとは思っていません。あの状況で内定をもらえたことは、私にとって本当に大きな救いでした。

リクルートエージェントで転職活動し、内定。その時の労働条件通知書

入社後に気になった年収200万円の差

ただ、年収のことだけは、入社してから少しずつ気になるようになりました。結果として、現職への転職では年収が前職より約200万円下がりました。仕事内容や職場環境に不満があるわけではありません。

それでも、年収200万円の差は思っていた以上に大きいものでした。日々の生活ができなくなったわけではありません。ただ、以前であればあまり考えずに使えていた旅行や趣味のお金については、一度立ち止まって考えるようになりました。

将来に向けた資産形成についても、見直す必要がありました。転職前は、年収200万円の差を数字として見ていました。実際に生活が始まると、それは毎月の余裕の違いとして感じます。

しかも、その差は1年だけの話ではありません。5年、10年と働くことを考えれば、かなり大きな差になります。賞与や昇給、退職金にも関わるかもしれません。

当時、給与体系や昇給制度まで、もう少し細かく確認しておけばよかった。今はそう感じています。

内定の安心感と、条件を比べる余裕

当時は複数社で選考が進んでいましたが、最初に内定をいただいた会社への入社を決め、その後の選考については途中で辞退した企業もありました。内定をもらえた安心感が大きく、それ以上に条件を比べる余裕がなかったのだと思います。

今になって、もう少し待てばよかったと言うのは簡単です。ただ、あのときの自分に、内定を断って比較を続けるべきだったと言えるかというと、正直よく分かりません。

一方で、もし少しでも余裕があるなら、内定が出た後に条件を見直す時間は持ったほうがいいと思います。内定をもらうことと、その会社に入社することは、本来は別の判断のはずです。

短期間で内定をもらえた理由は、AIを使った面接対策

短期間で内定をいただけた理由の一つは、AIを使って面接対策をしたことでした。私は面接があまり得意ではありませんでした。

営業職として多くのお客様の前でプレゼンをしてきましたが、転職面接は別物でした。自分の経験を話すことはできても、それを短い時間で、初めて会う相手に分かりやすく伝えるのは難しかったです。

「自己紹介をしてください」
「退職理由を教えてください」
「あなたの強みは何ですか」

こうした定番の質問ほど、うまく答えられませんでした。そこで、転職サイトのAI面接機能や生成AIを使って、模擬面接を繰り返しました。

最初は自己紹介だけでも長くなりました。直したつもりでも、次に話すとまた同じような説明を繰り返してしまう。結論を先に話すつもりが、気づくと経緯から説明している。そんなことの繰り返しでした。

AIからは、「少し長すぎます」「結論を先に話したほうが伝わります」といった指摘を受けました。人に何度も面接練習を頼むのは気を使いますが、AI相手なら気兼ねなく繰り返せたのはよかったです。

想定していなかった質問と、退職理由の伝え方

印象に残っている質問があります。

「もし前職の事業部が解散していなかったとしても、転職を考えていましたか」

これは事前には想定していませんでした。前職にはやりがいを感じていたので、自分から積極的に転職を考えていたわけではありません。

そのうえで、今回の出来事をきっかけに、自分のキャリアを見つめ直したこと。これまでの営業や事業開発の経験を、別の環境でも生かしてみたいと思うようになったことを伝えました。退職理由を会社への不満として話さないようにしたことは、自分の中では意識していました。

面接で一番伝えたかった、営業としての経験

面接で一番伝えたのは、営業として商品を売るだけではなく、新しい市場を開拓し、ビジネスを立ち上げてきた経験です。新規顧客の開拓だけでなく、市場分析や販売戦略の立案、代理店との関係構築などにも携わってきました。

実績の数字を伝えるだけではなく、どんな課題があったのか、どう考えて動いたのか、どのように解決したのかを話すようにしました。以前であれば、こうした話もまとまりなく終わっていたと思います。AIとの練習を通じて、自分が何をしてきたのかを少し整理できたことは大きかったです。

45歳という年齢を、強みに変える

45歳での転職では、年齢のことが気にならなかったわけではありません。ただ、これまで積み重ねてきた経験は、話せる形にできれば強みになると感じました。

営業としてどんな相手と向き合ってきたのか。新しい市場をどう開拓してきたのか。うまくいかなかったときに、どう対応してきたのか。

そうしたことを自分の言葉で話せるようになったことが、面接では役に立ったと思います。

これから40代で転職に向き合う方へ

私は2週間で内定をいただくことができました。準備を続けたことや、AIを使って面接練習を重ねたことは、その結果につながったのだと思います。ただ、早く内定をいただけたからこそ、条件について十分に比較する時間を取らなかったことは、今でも心に残っています。

転職活動中は、内定が出ること自体が大きな救いになります。私もそうでした。そのうえで、少しでも選択肢を比べる余裕があるなら、仕事内容だけではなく、給与や昇給制度、将来の働き方まで確認してから決めたほうがいいと思います。

私の経験が、同じように40代で転職に向き合っている方にとって、何か一つでも参考になれば嬉しいです。

編集部より

この体験談からわかること

ご本人は45歳で、事業部の解散を機に転職活動を始めた男性です。リクルートエージェントを利用し、メーカーの営業職から別のメーカーの営業職へ正社員として転職しています。

転職後の年収は約200万円下がり、総合満足度は2点で不満とされています。急な転職で早く内定が出たとき、入社前に確認したいことがわかる体験談です。

内定の安心感が比較を止めるとき

ご本人は、事業部の解散に伴って急に次の勤務先を探すことになりました。複数社の選考が進むなかで最初の内定を受け、その後の選考を辞退しています。

内定が出ると安心して、ほかの会社と比べることをやめてしまう場合があります。内定前は会社から評価される立場ですが、内定後は自分が働く条件を確かめる立場にもなります。

急な転職であっても、内定を受け入れる前に確認したい項目をメモにしておくと、安心感だけで判断しにくくなります。年収、働き方、会社の将来性など、入社後も気になりそうな順に並べる方法が有効です。

すべての選考を最後まで続けることが正解とは限りません。それでも、比較を終える理由を自分で言葉にしておくことは、納得できる決断につながります。

AI面接練習は質問への対応力を高めるために使う

AI面接練習は、定番質問への答えを考えるためだけに限りません。思いがけない質問に答える場としても活用できます。

営業職なら、新規開拓の進め方や顧客との関係づくり、失敗したときの対応などを聞いてもらいましょう。同じ経験でも聞かれ方が変わるため、いろいろな答え方を試せます。

AIには、面接官役だけでなく聞き手役も頼めます。自分の回答を短くまとめてもらい、強みや実績が伝わっているか確認してください。

気をつけたいのは、AIの評価を正解だと思い込まないことです。実際の面接では、会社ごとに質問や評価の基準が異なります。面接官とのやり取りによって、追加で聞かれる内容も変わります。

気をつけたいのは、AIの評価を正解だと思い込まないことです。AIは回答のわかりやすさを確認する助けになります。しかし、応募先の会社が求める経験や人柄までは判断できません。

入力する内容にも注意が必要です。顧客名や取引先名、社内の未公開情報は伏せて使いましょう。

AIは、面接の答えを代わりに作るための道具ではありません。自分の経験をわかりやすく話すための練習相手として使うとよいでしょう。

まとめ

ご本人は短期間で次の勤務先を決められた一方、入社後には年収が大きく下がった影響を実感しています。内定が出た安心感と、条件を比較して判断する難しさが伝わる体験談です。

転職では、年収額だけでなく給与体系や昇給制度も確認します。AIによる面接練習も活用しながら、経験を伝える準備と入社条件を見極める準備を進めることが重要です。

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