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放射線技師が総合病院から整形外科クリニックへ|地元で年収100万円アップ

放射線技師が総合病院から整形外科クリニックへ|地元で年収100万円アップ
体験者プロフィール
性別女性
転職時の年齢25歳
最終学歴大学卒業
転職前の勤続年数1〜3年
転職経路転職エージェント
利用した転職サービス放射線技師人材バンク、マイナビコメディカル、レバウェル
応募社数1社
転職活動の期間3〜6か月
転職した年2024年
総合満足度★★★★★ 4(満足)
転職前 転職後
業種 転職前医薬品・医療機器・医療系サービス 転職後医薬品・医療機器・医療系サービス
職種 転職前医療・看護・福祉・介護 転職後医療・看護・福祉・介護
年収 転職前300〜400万円 転職後400〜500万円
雇用形態 転職前正社員 転職後正社員

※本記事は個人の感想・実体験に基づくものです

目次

放射線技師として働いた総合病院での日々

埼玉県さいたま市にある病床数200ほどの総合病院で、私は放射線技師として働いていました。一般撮影、CT、MRI、マンモグラフィ、透視、オペ室のポータブル撮影まで幅広く担当し、技師としてはかなり充実した経験を積める環境でした。

当直は月に2回ほどありましたが、救急患者が来ない限り残業はほとんどなく、働き方としては比較的安定していたと思います。症例数も多く、毎日が学びの連続でした。技師としてのスキルを磨くには申し分ない職場でした。

職場の人間関係の悩みとストレス

ただ、職場の人間関係には悩みがありました。放射線科の看護師に一人だけお局のような方がいて、その人からの態度がきつく、無視されたり、話しかけても返事をしてもらえなかったりすることが頻繁にありました。

検査の段取りを相談しても「別にあなたが決めれば?」と突き放されることもあり、周囲に人がいる前でわざと冷たい態度を取られることもありました。

仕事自体は好きでしたし、それ以外のスタッフは本当に良い人ばかりで働きやすかったのですが、その一人の存在が精神的な負担になっていました。

毎日顔を合わせる職場だからこそ、こうした人間関係のストレスは思った以上に大きかったです。

放射線技師の給与に不満、結婚を機に地元へ

給与面についても少し不満がありました。月の手取りが19万円ほどで、ボーナスも年2回それぞれ19万円ほど。決して高いとは言えず、生活のために月2〜3回、マンモグラフィや健康診断のバイトにも行っていました。

技師としての経験は積めるものの、この給与で長く働き続けるイメージは正直持てませんでした。結婚を考え始めた時期でもあり、今後の生活を考えると「このままでは厳しいかもしれない」という気持ちが強くなっていきました。

転職を考えた一番の理由は、結婚を機に地元へ戻りたいと思ったことです。埼玉での生活も嫌いではありませんでしたが、家族の近くで生活したい気持ちが強くなりました。

給与面の不満もあり、「どちらにしろ長くは働かないだろうな」という気持ちがあったのも事実です。総合病院での経験は貴重でしたが、ライフプランを優先したいという思いが勝りました。

放射線技師人材バンクを使った転職活動

転職活動では、放射線技師人材バンク、レバウェル、マイナビコメディカルを利用しました。

中でも放射線技師人材バンクが一番丁寧で、求人紹介や情報提供が手厚かった印象があります。担当者がこまめに連絡をくれ、地元で働ける職場の情報をいくつも提示してくれました。

いくつか紹介は受けましたが、実際に応募したのは現在働いている整形外科クリニックの一社だけでした。地元に戻ることが最優先だったので、条件が合う職場が見つかった時点で迷いはありませんでした。

面接でInstagramの話題が好印象に

面接に向けては、クリニックのホームページやInstagramをしっかりチェックしました。

特にInstagramは更新頻度が高く、世界観も整っていて、「SNSも大事な時代だと思うので、充実しているところも魅力的だと感じた」旨を面接で話したところ、それがとても好印象だったようです。

後から知ったのですが、そのInstagramは院長夫人がこだわって運用していたらしく、私がSNSの話題を出したことで評価が上がったと聞きました。投稿内容も患者さん向けの情報発信が丁寧で、写真の撮り方や色味の統一感など、医療機関としては珍しいほど洗練されていました。

私は前職で広報に関わった経験はありませんでしたが、「こういう発信は大事ですよね」と話したことで、クリニック側に「この人は時代の流れを理解している」と思ってもらえたようです。

放射線技師人材バンクの雇用概要確認書。契約期間や試用期間、就業場所、職務内容などの労働条件

マンモグラフィの資格維持と年収100万円アップ

転職を決めた理由は、職場の雰囲気の良さに加えて、家賃補助が月3万円出ること、実家から近いこと、そしてライフプランに合っていたことです。給与面も改善され、年収は前職より100万円ほどアップしました。

これは生活の安定にも直結し、転職して良かったと感じる大きなポイントでした。

現在は地元の整形外科クリニックで、一般撮影と骨密度測定を中心に担当しています。ただ、マンモグラフィの資格を維持したい気持ちを面接時に伝えたところ、クリニック側が提携病院を探してくれました。

今でも週1回、職場から車で30分ほどに位置する総合病院で、マンモグラフィ・CT・MRIを担当しています。資格維持のために外部で働ける環境を整えてくれたことは、本当にありがたいと感じています。

放射線技師以外にSNS運用や広報も担当

さらに、クラーク業務、医療事務、採用、人事、広報・SNS運用など、放射線技師以外の仕事も任されています。Instagramでは投稿内容の企画、写真撮影、Canvaでの画像編集、文章作成、ハッシュタグ選定などを担当しています。

動画制作では、CapCutも使ってリール動画を作成し、患者さん向けの情報発信やクリニックの雰囲気が伝わるような内容を意識しています。総合病院では絶対に経験できなかった領域に挑戦できていることがとても面白く、やりがいを感じています。

転職して良かった点と広がるキャリア

転職して良かった点は、給与が上がったこと、生活が安定したこと、職場の雰囲気が良いこと、そして放射線技師以外のキャリアが見えてきたことです。

特に現職場は職員の半数以上が20代と若い世代が多く、刺激をもらえる職場でもあります。地元の地域医療に貢献できるというやりがいも感じます。

今後は採用や広報の経験をさらに積み、医療機関の運営に近いポジションで働けるようになりたいという気持ちも芽生えています。

後悔している点はほとんどありませんが、強いて言えば、総合病院ほどの症例数はないため、技師としての経験の幅は狭くなる部分もあります。ただ、週1回の提携病院勤務でその点は補えているので、総合的には満足しています。

忙しさはありますが、今の働き方は自分に合っていると感じています。地元で生活できて、給与も上がり、キャリアの幅も広がりました。転職して本当に良かったと思っています。

あわせて読みたい転職の体験談

編集部より

マンモグラフィの認定資格を転職後も維持する方法

25歳の女性による、資格の維持のしかたが目を引く体験談です。総合病院から整形外科クリニックへ移り、認定資格を維持し続けている点が特徴です。

ご本人が維持したいと話す資格は、正式名称を検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師といい、国家資格ではありません。日本乳がん検診精度管理中央機構が認定する資格です。

この認定は5年ごとの更新が必要になります。更新には、直近でマンモグラフィ業務に従事している実績が前提になります。業務から離れると、この実績を満たせず、更新できなくなります。

有効期限を過ぎると認定と評価がリセットされ、新規の講習会からの取り直しになります。これは時間もお金もかかる、大きな回り道です。

ご本人は週1回の提携病院勤務で、この実績を確保しています。マンモグラフィの資格を維持したい方は、まず勤務先に相談してみてください。提携先での勤務や外部での撮影日を整えてくれる場合があります。

まとめ

結婚を機に地元へ戻った、25歳の女性の転職の記録です。勤務先は総合病院から整形外科クリニックへ変わりました。

転職後は一般撮影や骨密度測定に加え、広報やSNSの仕事も担当するようになりました。週1回は提携病院でマンモグラフィなどを担当し、資格も維持しています。地元で働けて年収も上がり、生活も安定したそうです。

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