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20代女性が給食調理員から栄養士として保育園・インターナショナルスクールへ

20代女性が給食調理員から栄養士として保育園・インターナショナルスクールへ
体験者プロフィール
性別女性
転職時の年齢24歳
最終学歴大学卒業
転職前の勤続年数3〜5年
転職経路ハローワーク
利用した転職サービス―
応募社数1社
転職活動の期間1〜3か月
転職した年2025年
総合満足度★★★★★ 4(満足)
転職前 転職後
業種 転職前外食・飲食 転職後教育
職種 転職前技能工・製造・配送・農林水産 転職後医療・看護・福祉・介護
年収 転職前200万円未満 転職後200〜300万円
雇用形態 転職前正社員 転職後正社員

※本記事は個人の感想・実体験に基づくものです

目次

栄養士がまず給食調理員を選んだ理由

私は24歳のとき、約4年半勤めた学校給食の仕事から、保育園・インターナショナルスクールを運営する会社へ転職しました。転職活動の期間は約2か月で、ハローワークを利用して転職先を見つけました。

私は短期大学で栄養について学び、栄養士と栄養教諭二種の資格を取得しました。資格を取得したので、最初から栄養士として就職する選択肢もありましたが、私はあえて学校給食の給食調理員として働くことを選びました。

その理由は、学生時代の調理実習などを通して感じたことにあります。将来、栄養士として献立を立てたり栄養指導をしたり、人の上に立って現場をまとめたりするためには、まず自分自身が調理現場のことを理解する必要があると考えたからです。

そのため、まずは最低でも3年間、給食調理員として現場経験を積もうと決めて入社しました。給食調理員として採用されたため、栄養士の資格を持っていても、献立作成や栄養指導などの栄養士らしい仕事はほとんどありませんでした。

ただ、それは入社前から分かっていましたし、自分で選んだことだったので、その点について後悔はありませんでした。

学校給食の人間関係と昭和の職場

一方で、実際に働き始めると、仕事内容以上に人間関係や昔ながらの職場風土に苦労しました。私が働いていた現場は風通しが良いとは言えず、昭和の職場のような雰囲気が残っていました。

例えば、休憩時間であっても最後までしっかり休むのではなく、なるべく早く休憩を切り上げ、給食後に返却された食器や食缶などを洗いに戻ることがありました。

早く現場に戻って仕事をして、やる気があると示さなければ、上司から評価してもらいにくい雰囲気もあり、私にとってはとても働きにくい環境でした。

入社して比較的早い時期から、上司とうまくいかないこともありました。また、大量の食器や調理器具を洗浄するため、洗剤や熱いお湯を頻繁に使うことも私の肌には合いませんでした。人間関係や身体的な負担が重なり、精神的にもつらくなり、辞めようかと考えたこともあります。

それでも、自分で最低3年間は現場を経験すると決めて入社したため、できるところまでは頑張ろうと思い、仕事を続けました。

学校給食のメリットと通信制大学

学校給食の仕事にはメリットもありました。基本的に土日祝日は休みで、春休みや夏休み、冬休みなど、学校のスケジュールに合わせた長期休暇もありました。休みが比較的多かったことは、つらいことがあっても仕事を続けられた理由の一つです。

さらに、当時の私は働きながら通信制大学に通い、大学卒業を目指していました。仕事と大学の勉強を両立するためにも、学校給食の休日の多さは大きなメリットでした。大学を卒業するまではこの会社で頑張ろうということも、一つの目標になりました。

そして約4年半が経ち、通信制大学を卒業できる見込みが立ちました。学校給食の現場についても一通り経験することができたため、まずは調理現場を理解するという最初の目標は達成できたと感じ、本格的に転職を考えるようになりました。

ハローワークで見つけた栄養士求人

次の仕事では、これまで取得した栄養士の資格や給食現場での経験を、より直接的に活かしたいと考えました。また、以前から海外や英語にも興味があったため、栄養士として働けること、子どもと関われること、英語に触れられる環境であることを軸に仕事を探しました。

転職活動ではハローワークを利用し、そこで保育園・インターナショナルスクールを運営する会社の求人を見つけました。学校給食で培った大量調理や衛生管理の経験を活かせるだけでなく、栄養士として働くことができ、さらに英語や異文化にも触れられる環境だったことに魅力を感じました。

転職活動は約2か月で、実際に応募したのはこの1社だけです。多くの企業を比較したわけではありませんが、これまで経験してきたことと、これからやってみたいことの両方につながる求人だと感じ、応募を決めました。

栄養士業務の雇入通知書兼承諾書

保育園・インターナショナルスクールへ転職

転職後は、保育園・インターナショナルスクールで、栄養士として食事に関わりながら、保育補助として子どもたちと接する仕事も経験しました。前職では厨房での仕事が中心でしたが、転職後は子どもたちとの距離が近くなり、外国人スタッフなどと関わる機会も増えました。

栄養だけでなく、保育や教育、英語、異文化など、自分が興味を持っていた分野に仕事の幅を広げることができました。

転職後の年収と昇給の悩み

転職後の年収は、おおよそ250万円でした。今回の転職は大幅な年収アップを目的としたものではなかったため、収入面で劇的に良くなったわけではありません。

それでも、栄養士として資格を活かせるようになったことや、英語に触れながら子どもと直接関われるようになったことは、年収だけでは測れないメリットだったと感じています。

一方で、実際に転職したからこそ、仕事内容だけではなく、給与や休日、福利厚生、勤務時間、昇給、賞与などの待遇も重要だと感じるようになりました。今の会社はどうしたら昇給できるのかが明確ではないため、給料はこれからも横ばいな気がしています。

転職の満足度と栄養士の経験

今回の転職に対する満足度は、すべてが理想通りになったわけではありませんが、転職したこと自体には満足しています。

学校給食で働いた4年半も、無駄だったとは思っていません。実際に調理する側の大変さを経験できたことは、今後栄養士として働くうえでも大切な経験になったと思っています。

そのうえで、当初決めていた目標を達成し、次に興味を持っていた栄養・子ども・教育・英語に関わる仕事へ進めたことは良かったです。

後悔しない転職先の選び方

今の会社が嫌だからという理由だけではなく、今の仕事で何を身につけたのか、次の職場で何を得たいのかを整理してから転職先を探すことが大事だと思います。

ただし、無理をして長く働けばいいという意味ではありません。心身を壊してまで続ける必要はないと思います。また、私の場合は1社だけに応募しましたが、今振り返ると、複数の求人を比較して、仕事内容だけでなく待遇や働き方まで確認してもよかったと思います。

私にとって今回の転職は、単に会社を変えただけではありません。給食調理員として現場を経験するという最初のキャリアから、栄養士として資格を活かしながら子どもや教育、英語にも関わるという次のキャリアへ進むための転職でした。

すべてが理想通りになる転職ではありませんでしたが、新しい環境に挑戦したことで自分の仕事の幅が広がりました。これからどのような仕事をしていきたいのかを考えるきっかけにもなったため、転職して良かったと感じています。

あわせて読みたい転職の体験談

編集部より

昇給の仕組みを入社前に見分ける方法

これは、栄養士の資格を持つ20代の女性が、学校給食の現場から保育園とインターナショナルスクールの栄養士へ移った体験談です。ご本人は転職したあとに、どうすれば給料が上がるのかがよくわからないと感じていました。

この昇給の仕組みは、実はある程度、入社する前にたしかめられます。これから転職する人が同じもやもやを抱えずにすむよう、確認する順番を見ていきましょう。

最初に見たいのは、求人に載っている昇給の欄です。ここには昇給/年1回(4月)のように、上がる時期と回数が書かれています。会社によっては前年度実績/月3,000〜5,000円のように上がり幅まで書かれている場合があります。

ここが空欄だったり、昇給ありとだけ書かれていたりする会社は、給料の上がり方がはっきりしないことがあります。その場合は、面接の場で質問してかまいません。

ただし、待遇の話ばかりを何度も持ち出すと、相手に悪い印象を与えかねません。まずはこの仕事で貢献したいという意欲を伝え、そのうえで、どのような成果が評価されて昇給につながるのか、と評価制度とあわせて尋ねるとよいでしょう。

面接だけでわからなかった部分は、内定が出たあとにたしかめられます。というのも、求人票の昇給欄には時期や回数しか書かれておらず、実際にいくら上がるのか、どんな条件で見送られるのかは、求人票だけではわからないからです。

労働基準法では、常時10人以上を雇う会社に対し、就業規則をつくり、賃金や昇給に関する事項を必ず記載するよう定めています。つまり就業規則がある会社なら、昇給に関する事項は必ず書かれています。ここまで読めば、どんなときにいくら上がるのかまでわかります。

内定者は入社前でも会社に就業規則を見せてもらう権利があるので、内定が出たら、労働条件通知書とあわせて就業規則や賃金規程を見せてもらえるか確認しておきましょう。求人票、面接での質問、内定後の確認。この3つを順に確認すれば、入社前から昇給についてが把握できるでしょう。

まとめ

これは、栄養士の資格を活かす道へ進むために転職した24歳女性の体験談です。ご本人は最初から栄養士になるのではなく、まずは調理の現場を知ろうと考えました。

そのため、学校給食の調理の仕事をあえて選んでいます。約4年半の現場を経て、保育園とインターナショナルスクールの栄養士へ転職しました。子どもや英語にも関わる仕事へと幅が広がりました。これからのキャリアを考えるきっかけにもなる転職になったといえます。

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