| 性別 | 男性 |
|---|---|
| 転職時の年齢 | 25歳 |
| 最終学歴 | 大学卒業 |
| 転職前の勤続年数 | 1〜3年 |
| 転職経路 | 転職サイト・スカウト |
| 利用した転職サービス | マイナビ転職、リクナビNext、doda、インディード |
| 応募社数 | 11社以上 |
| 転職活動の期間 | 3〜6か月 |
| 転職した年 | 2023年 |
| 総合満足度 | ★★★★★ 4(満足) |
| 転職前 | 転職後 | |
|---|---|---|
| 業種 | 転職前IT・通信 | 転職後インターネット・広告・メディア |
| 職種 | 転職前ITエンジニア・Web・ゲーム | 転職後企画・マーケティング・経営企画 |
| 年収 | 転職前300〜400万円 | 転職後500〜600万円 |
| 雇用形態 | 転職前正社員 | 転職後正社員 |
※本記事は個人の感想・実体験に基づくものです
プログラマーを辞めたいと感じた転職理由
2023年6月から転職活動を始め、約4か月間活動を行いました。最終的に3社から内定をいただき、そのうちの1社に入社することを決め、10月に転職しました。
転職前は、新卒で入社した都内のIT企業で約2年間、プログラマーとして働いていました。就職活動をしていた当時は「なんとなく興味がある」という理由からIT業界を選び、未経験からプログラマーとして働き始めました。
ところが実際に仕事をしていく中で、自分が想像していた仕事とのギャップを感じるようになりました。同期の成長速度と自分を比較して、「自分にはあまり向いていない職種なのかもしれない」と少しずつ感じるようになったのです。
特に大きかったのは、将来のことを考えたときに、プログラマーという職をこの先何年も続けていくことにあまりワクワクできなかったことです。
未経験のWebマーケティングへの転職を決めた理由
当時、本業とは別にWebマーケティングについて学び始めていました。勉強を続けていくうちに、Webマーケティングの仕事そのものに面白さを感じるようになったのです。
やがて「副業として取り組むのではなく、本業としてもっと時間を使い、経験を積んで成長していきたい」と思うようになりました。結果的に、約2年間勤めた会社を退職し、Webマーケティング業界への転職を決意しました。
dodaやリクナビNEXTで求人探し
さまざまな事情もあり、前職を退職したあとから転職活動をスタートしました。仕事と両立する必要がなく、転職活動そのものに十分なリソースを使えたのは大きかったです。
まず最初に行ったのは、転職サイトへの登録でした。doda、マイナビ転職、リクナビNEXT、Indeedなど、片っ端から登録していきました。
ハローワークにも通っていましたが、自分が希望する求人はそれほど多くありませんでした。そのため求人を探すというよりも、転職に関する相談や履歴書の添削などを中心に活用していました。
企業選びの軸と口コミサイトの活用
この時点でWebマーケティング業界に進みたいという希望はある程度固まっていました。会社の規模や知名度よりも、どのような業務を経験できるか、その会社で自分が成長できるかという観点で見ていました。
そのため細かい条件はあまり気にせず、少しでも気になる求人があればすべてお気に入りに登録し、どんどん応募していきました。転職活動の序盤は、まずは1社の内定を確保することと、面接の場数を踏むことを意識していたので、志望度がそれほど高くない企業にも応募していました。
企業を選ぶ際には、転職会議、OpenWork、エン カイシャの評判などの社員口コミサイトも特によく利用していました。求人票や企業のホームページだけでは、実際の職場環境や会社の雰囲気まで分からないことも多いからです。
良い口コミだけではなく悪い口コミも含めて確認し、応募や入社を判断する材料の一つにしていました。
書類作成と面接対策で苦労した点
書類作成や面接対策については、それほど時間はかかりませんでした。新卒の就職活動の際に自己分析をかなり行い、自分が仕事を選ぶうえでの軸をある程度整理できていたからです。
ただ、前職での勤務期間が2年ほどと短かったので、数字を使って客観的に示せる実績があまりありませんでした。アピールできる内容が少なかったのは苦労した点です。
転職活動は約4か月で、最終的に20〜30社ほど応募しました。そのうち書類選考を通過して面接に進めたのは、全体の半分程度だったと思います。
もともとは、志望度の高かった会社の最終面接が8月頃に予定されており、そこに合格すれば転職活動を終えるつもりでした。しかし最終面接で不採用になり、再び求人探しからやり直していたので、転職活動は長引き、最終的には9月まで続きました。
入社する会社を選んだ決め手
入社した会社を選んだ理由は、希望していたWebマーケティングの仕事を実際に経験できる環境だったことです。加えて、未経験からでも仕事を覚えられるよう研修制度が整っていたことや、働き方の自由度が比較的高かったことも大きな理由でした。
また選考を受ける中で、採用担当者や実際に働いている社員の方と話す機会がありました。その際に感じた会社の雰囲気や社員の方々の印象も、決め手の一つになりました。
それまでにも複数の会社の面接を受けていましたが、その中でも特に好印象を持てたため、最終的にこの会社への入社を決めました。

SNSマーケティングへの転職後の変化
入社した会社では、SNSマーケティングに関する企画・営業の仕事を担当しました。主にクライアントの商品やサービスの販売促進のために、SNSを活用した戦略を考えたり、集客企画を作成したり、日々のSNS発信を行っていました。
前職のプログラマーの仕事では、自分に向いていないと感じながら働いていたこともあり、出社自体を億劫に感じる日もありました。
転職後は興味を持っていたWebマーケティングの仕事に携われるようになり、学びながら実践できたため、以前よりもやりがいを感じながら働くことができました。
待遇面についても、成果を出せばインセンティブとして給与に反映される結果主義の強い会社だったため、前職よりも年収は増えました。
成果を出すには行動量を増やしたり自分で考えて工夫したりすることが求められるので、自分自身の成長を実感できたことも、転職して良かったと感じています。
転職のタイミングと会社選びのポイント
今の時代、一つの会社で長く働き続けることだけが当たり前ではなく、転職という選択肢も一般的になってきています。一方で、転職に抵抗があったり、どのタイミングで動くべきかと迷ったりする方もいると思います。
今回、自分自身が転職して感じたのは、今の会社でこのまま働き続けて本当にやりたい仕事に近づけるのか、という基準で考えることも大切だということです。同じ業界であっても、会社によって持っているノウハウや経験できる仕事内容は異なります。
会社の規模によっても、意思決定のスピードや、一人ひとりが任される仕事の範囲は変わります。だからこそ、今の環境に居続けることで得られるものや、目指すキャリアに近づける可能性という将来的な期待値まで含めて、転職するべきか考えることが重要だと感じました。
期待値を上げすぎない転職の心構え
転職活動をする際には、自分への期待値を上げすぎないことと、安易に妥協しないことの2つを意識した方がいいと思います。前者は「数社受ければすぐに内定が出るだろう」といった希望的観測を持ちすぎない、という意味です。
転職活動では、自分ではうまくいったと思った面接でも落ちることは多々あります。最初から簡単には決まらないものだと考えておけば、何社か不採用になっても必要以上に落ち込まず、次の選考に進みやすくなります。
実際、自分も一つ一つの選考に期待しすぎず、ある意味軽い気持ちで応募を続けていたため、不採用になっても引きずらずに活動を続けられました。
安易に妥協しない会社選びの大切さ
もう一つの安易に妥協しないことについてですが、転職活動が長期間になると、求人探しや書類作成、面接を受けること自体が嫌になってきます。そして「もうこの会社でいいかな」と思ってしまうことがあります。
それでも転職の目的や会社選びの軸まで曲げてしまうと、入社後に後悔しやすくなります。多少時間がかかったとしても、本当に行きたいと思える会社や、目指す方向に近づける会社を探し続けることが大切です。
そうした姿勢が、長期的に見れば大きなメリットになると、今回の転職活動を通じて感じました。

実績が数字で出しにくいエンジニアの職務経歴書
この体験談は、20代でIT企業のプログラマーからWebマーケティングの世界へ移った男性のお話です。在籍期間が短く、数字で示せる実績が少なかったため、書類でのアピールに苦労したそうです。ここでは、実績を書きにくい人が職務経歴書で何を書けばよいかをまとめました。
職務経歴書に書ける実績は、売上や件数などの数字だけではありません。数字にしにくい工夫やエピソードも、立派な実績になります。担当業務の効率化、期日を守り続けた期間、後輩への指導といった小さな貢献も書けます。
エンジニア職の場合、使ってきた言語や開発環境、保有資格、学び続ける姿勢も評価の対象になります。開発や保守運用のような下流工程は、売上やコスト削減額といった成果の数字では示しにくいものです。それでも、担当した規模や品質を保つための工夫を書けば、アピールできないわけではありません。応募先の募集要項を読み、そこで活かせる経験を優先して書くことが大切です。
もう一つのコツは、他職種の採用担当にも伝わる言葉で書くことです。専門用語をそのまま並べると、Webマーケ側の面接官には強みが伝わりません。噛み砕いた表現に直すことで、経験の価値が正しく伝わります。募集要項の言葉に寄せて書き換えると、なお効果的です。
OpenWorkや転職会議の口コミの見方
ご本人は、転職会議やOpenWork、エンカイシャの評判といった口コミサイトを判断材料に使っていました。ただ、口コミには気をつけて見るべき点があります。
まず、退職した人の口コミはネガティブに偏りやすいことです。不満を抱えた人ほど投稿しやすいため、評価は悪い方に寄りやすくなります。強い言葉で書かれた投稿ほど、そのままうのみにしない方がよいものです。
会社の雰囲気や制度は数年で変わるので、新しい投稿も見ておくとよいです。書かれた事実と投稿者の受け取り方は、分けて考えてください。たとえば残業30時間は、忙しいと感じる人もいれば、稼げると受け取る人もいるので、評価は人によって変わります。
最後に、複数のサイトを見比べてください。同じ内容が別々のサイトで繰り返し書かれていれば、その会社の本当の特徴である可能性が高いです。
まとめ
今回は、興味からIT業界に入り、プログラマーとして約2年働いた男性の転職です。将来への迷いと、学び始めたWebマーケティングへの関心から、業界を変える道を選びました。
前職を退職してから活動を始め、最終面接での不採用を挟みながらも複数の内定を得ました。最終的にSNSマーケティングの企画・営業へ移り、年収も上がりました。やりたい仕事に近づけた、前向きな転職だったと思います。
