| 性別 | 男性 |
|---|---|
| 転職時の年齢 | 28歳 |
| 最終学歴 | 短期大学卒業 |
| 転職前の勤続年数 | 5〜10年 |
| 転職経路 | 転職エージェント |
| 利用した転職サービス | 人財ソリューション |
| 応募社数 | 2〜3社 |
| 転職活動の期間 | 6か月〜1年 |
| 転職した年 | 2026年 |
| 総合満足度 | ★★★★★ 4(満足) |
| 転職前 | 転職後 | |
|---|---|---|
| 業種 | 転職前人材サービス・アウトソーシング | 転職後メーカー(機械・電気) |
| 職種 | 転職前機械・電気・素材・化学・食品などの技術職 | 転職後機械・電気・素材・化学・食品などの技術職 |
| 年収 | 転職前300〜400万円 | 転職後500〜600万円 |
| 雇用形態 | 転職前正社員 | 転職後正社員 |
※本記事は個人の感想・実体験に基づくものです
半導体派遣からの脱却を決めた転職の動機
前職は正社員として入社しましたが、半導体系の企業へ派遣として配属されました。この先のキャリア形成や年収面に不安を抱えながら働く日々でした。
そんな中、派遣先で身につけた職種や経験が、他社でも通用するとわかったのです。それを自分で調べて確認できたことが、転職への後押しになりました。
半導体系に強い人財ソリューション
転職先は、派遣先の上層幹部へ直接ご相談したことから見つかりました。その場で、半導体系専門の転職エージェントである人財ソリューションをご紹介いただいたのです。
人財ソリューションの担当者との会話を重ね、自分の経歴とマッチする会社やポジションを選びました。そして応募先を決定しました。
28歳の転職活動で印象に残ったこと
担当者と複数回の打ち合わせを重ね、転職先を決めていきました。私の年齢は28歳ですが、経験や経歴がなければ転職は難しいということがよくわかりました。
そこで、業務への姿勢、たとえば明るさやコミュニケーション能力など、前向きにアピールできる点を絞り出しました。あわせて、人財ソリューションの担当者から職務経歴書の内容についてレビューをいただきました。
初めての経験だったため、書類作成には1か月ほどかかり、とても苦労しました。この過程が特に印象に残っています。
応募してからは、自分の経験や経歴に特に向き合いました。先方にマッチし、かつ主体性を持った主張ができるように練習して、面接に臨みました。
1次面接と最終面接で求められること
応募した会社は2社です。それぞれの選考は次のような流れでした。
1社目は、1次面接に合格したものの、最終面接前に募集がストップしてしまい中止となりました。2社目が現職で、1次面接はWeb、最終面接は対面で、合格をいただきました。
面接で気をつけるべきことも見えてきました。1次面接では経験や経歴が特に求められ、最終面接ではやる気や人柄が求められます。
そのため、その都度、先方にマッチするアプローチを心掛けることが大切だと感じました。
転職後の年収は前職比1.3倍に


年収は前職比で約1.3倍になりました。個人的には大幅に増えたと感じています。
待遇面では注意すべき点もあります。前職は家賃補助があり、総合的な負担額は抑えられていましたが、現職には家賃補助がありません。給与は増えたものの、総合的な負担がどれだけ増えるのかを心配しています。
また、現職は従業員数が1000人を突破した段階です。今後、労働組合ができればいいなという希望も持っています。
半導体前工程プロセスエンジニアの仕事内容
転職先では、半導体前工程のプロセスエンジニアとして働いています。具体的な業務は次のとおりです。
まず、新規装置の立ち上げです。クオリティーチェックや条件出しに加え、チェック中に発生したトラブルへの対処方法を提示します。
そのほか、製品基板の在庫チェックや、製品基板を新規装置へセットする作業も担当しています。
これから新規装置の立ち上げが完了し、量産体制へ入る予定です。量産レベルになるようクオリティーを担保することが、今の仕事の目標です。
内定まで10か月かけた転職活動
私の転職は2社で完了したので、とてもスマートに進んだように見えるかもしれません。ですが、人財ソリューションへ登録してから現職に内定するまで、実際には10か月かかっています。時間の面では、相当なコストをかけたと思っています。
同じ職種の会社へ次々と応募し、当たればいいという乱雑な進め方はしたくありませんでした。だからこそ、1社ごとに先方をしっかり調べ上げ、自分の経験や経歴にマッチするかを真剣に見極めました。
このやり方が正解かはわかりません。それでも、応募先で働く自分を具体的にイメージし、地に足を付けて進めるやり方もアリだと思います。
これから転職する人、転職活動中の人へ。まずは自分の経験や経歴に真摯に向き合うことが大切です。


28歳・派遣先での経験を活かした半導体メーカー転職
この体験談は、20代後半の男性が人材サービスの会社から半導体メーカーの技術職へ移った記録です。前職は正社員でしたが、半導体系の企業へ派遣として送られていました。そこで得た経験を活かし、同じ正社員として半導体メーカーへ移っています。
同じ技術職で年収を上げたい方に、参考になる転職です。年収が上がった一方で、待遇の変化にも自分で気づいています。
家賃補助がなくなる転職は手取りで比べる
ご本人は年収が上がりましたが、家賃補助がなくなった点を気にしています。家賃補助は、毎月の住居費を直接軽くしてくれます。これがなくなると、給与が増えても、その分が家賃の負担に消えることになります。額面の年収だけでは、この負担増に気づけません。
家賃補助のある会社から移るときは、注意が必要です。前職に補助があった方は、その金額を毎月の負担増として計算に入れ、額面ではなく手取りで前職と比べてください。
半導体前工程の条件出しと歩留まりで実績を残す
ご本人は新規装置の立ち上げや条件出しを担当しています。これは半導体前工程のプロセスエンジニアの中心となる仕事です。
この職種は、成膜やエッチング、洗浄といった工程で、装置の加工条件を決めて調整します。歩留まりや品質を数字で管理し、量産を安定させます。工程が安定するほど、良品率が上がり、コストも下がります。
この仕事で評価されるのは、加工条件を勘だけで決めず、実験計画法や統計を使って結果を数字で示せる人です。担当した工程名、使った手法、上げた歩留まりの数字。この三つは記録して残してください。半導体エンジニアの職務経歴書では、成果を数字で書くことが有効だと、大手の転職サービスも共通して勧めています。
これから半導体の現場を目指す方も、担当した工程と手法、上げた数字を記録しておいてください。ご本人が派遣先での経験を次の仕事に活かせたのも、活かせる経験を先に見極めていたからです。
まとめ
派遣先で得た経験を武器に、年収を上げた転職でした。ただし家賃補助のように、額面に出ない変化には気をつけてください。半導体前工程の仕事は、担当した工程と手法、上げた数字を残すほど、次の転職で有利になります。
