| 性別 | 女性 |
|---|---|
| 転職時の年齢 | 25歳 |
| 最終学歴 | 大学卒業 |
| 転職前の勤続年数 | 3〜5年 |
| 転職経路 | 転職エージェント |
| 利用した転職サービス | ビズリーチ |
| 応募社数 | 2〜3社 |
| 転職活動の期間 | 1〜3か月 |
| 転職した年 | 2022年 |
| 総合満足度 | ★★★★★ 5(とても満足) |
| 転職前 | 転職後 | |
|---|---|---|
| 業種 | 転職前医薬品・医療機器・医療系サービス | 転職後医薬品・医療機器・医療系サービス |
| 職種 | 転職前営業 | 転職後営業 |
| 年収 | 転職前400〜500万円 | 転職後600〜800万円 |
| 雇用形態 | 転職前正社員 | 転職後正社員 |
※本記事は個人の感想・実体験に基づくものです
転職を考えたのは新卒3年目
今後のキャリア、どうしよう。今の働き方でいいのかな。誰しも一回は考えることではないでしょうか。
私自身も同じ迷いを抱え、新卒で入社した会社を3年で退職し、転職しました。今回は私が転職を決意するまでと、実際に転職してどうだったかをお話します。
「入社して3年経ったら、もう一度仕事について考えよう」就活を終えた大学4年の冬、そう考えていました。もちろんひとつの会社で定年まで勤め上げるというのも、立派な働き方だと思います。
ただ最近、転職は当たり前になってきていますし、何より一度しかない人生。せっかくなら、色々な経験をしてみるのも面白いだろうと思っていたんです。
転職2.0の動画がきっかけに
社会人としての生活リズムや働き方にも慣れてきた3年目の夏頃。YouTubeで、たまたま転職についての動画を見つけました。
それは『転職2.0』という書籍の内容をまとめた動画でした。転職は当たり前になっていること、自分の能力を把握して複数の強みを掛け合わせること、向いている仕事を探すこと。大まかにはそんな内容だったと思います。
「そういえば入社してもうすぐ丸3年になるな」その程度の軽い気持ちで視聴しましたが、その動画こそが転職をするきっかけになりました。正確に言うと、転職というカードを持っておこう、と思ったきっかけになったんです。
隙間時間の自己分析で転職を決意
もちろんいきなり転職活動を始めたわけではなく、まずは隙間時間を使った自己分析を始めました。自分は何が好きで、何が嫌いなのか。得意なこと、不得意なことは何か。
仕事に何を求めていて、将来どんな自分になりたいのか。改めて自分と向き合う中で、今の仕事とは違う経験を積みたいという気持ちが強くなり、転職を決意しました。
当時の私は、お願いばかりの営業に少し疑問を感じていました。製品力に強みのある会社で、顧客に求められたものに対して提案する。そんな営業がしたいと思うようになっていたんです。
ビズリーチで出会えたエージェント
2022年の年明け、複数の転職サイトに登録し、本格的な転職活動を開始。最初はなかなか順調に進みませんでした。
数打てば当たると言わんばかりに大量の求人を提示されたり、伝えた話と全く噛み合わない求人を提示されたり。「とにかくどこかに転職させたいんだな」と感じてしまう転職エージェントの方が一定数いらっしゃいました。
そんな中、ビズリーチを通じたとあるエージェントの方との出会いが、私にとって大きな転機になりました。その方はいきなり求人の話をするのではなく、「まずは軸を決めましょう」と仰いました。
私のそれまでの仕事の話、考え方などを根掘り葉掘り聞いてくださり、私の中にある仕事への希望を、一緒に言語化してくれたんです。そうして決めた軸を基に3社に応募し、そのうちの1社に入社することになりました。
職務経歴書の添削や面接対策など、本当に多くのサポートを頂きました。年明けに転職サイトに登録し、4月に内定が出たので、活動期間としては3か月程度でした。

製薬MRから医療機器メーカーへ年収アップ
ではここからは、私が転職前後でどんな仕事をしていたのかについてお話します。新卒で入社したのは中堅製薬会社でした。
いわゆるMRとして勤務しており、3年目の年収は諸々の補助を合わせておよそ500万円程度。一方、転職して入社したのは医療機器のメーカーです。
同じく営業担当者として入社し、年収は800万円程度になりました。待遇面も勿論ですが、業界の中で大手と言われる会社で働きたい、と思ったのもこの会社に決めた理由です。
ここでようやく、製品力を活かした顧客提案という、以前とは違った経験を積むことができました。年収だけでなく仕事の中身にも納得でき、とても満足しています。
転職というカードを持つ重要性
今回のお話を通して一番お伝えしたいのは、とにかく転職をした方がいい、という事ではありません。転職というカードを持っておく事の重要性です。
その選択肢があるだけで、今の仕事を客観視できます。不満がなければ良さを再認識できますし、やっぱり合わないと気づくこともあるでしょう。
いつでも転職できる状態にあることはつまり、自分の人生の選択肢を増やすことそのものだと思います。
私にとって、転職に向けて動き出すきっかけはYouTubeでした。あなたにとって、この話が少しでも何かのきっかけになれば嬉しいです。


お願い営業と提案営業を分けるもの
ご本人はお願いばかりの営業から、製品力を活かした提案営業に変わりたいと考えていました。こうした営業スタイルの違いは、本人の姿勢だけでなく、扱う商品の性質からも生まれます。医薬品は薬価という公定価格で値段が決まり、成分や効果の差が現場では見えにくいからです。
MRの仕事は、薬の効果や副作用を医師に正しく伝える情報提供が中心になります。医療機器は、形や機能の差が目で見て分かります。だからこそ、他社製品との違いを説明でき、提案の幅も広がります。
医療機器の営業では、使い方を説明したり、製品の強みを踏まえて提案する場面が増えます。製品そのもので勝負しやすいので、ご本人が求めていた提案営業に近づけた転職でした。転職先は、その製品に語れる強みがあるかどうかで選んでください。
医療機器営業の年収は製品と会社で決まる
ひとくちに医療機器営業と言っても、扱う製品によって仕事は大きく分かれます。CTなどの大型機器では、病院の予算に踏み込んだ提案をします。カテーテルやペースメーカーでは手術に立ち会い、医師にサイズ選びを助言することもあります。
年収に幅が出るのは、どんな会社でどんな製品を扱うかで収入が決まるからです。メーカーか商社か、外資か日系か、インセンティブがどれくらいあるかで大きく違います。医療機器営業の平均年収だけを見ると、同じ年代で比べてMRより低い場合もあります。
外資系メーカーや、シェアの高い治療用機器を扱う分野では、年収が高くなりやすいです。求人を見るときは、扱う製品の分野と会社の規模をセットで見るのが大切です。基本給とインセンティブの割合、目標の達成条件まで面接で確認してください。
まとめ
今回は製薬MRから医療機器メーカーの営業に移った25歳女性の体験談でした。同じ医療系の営業でも、扱う製品が変わると仕事の中身も年収も変わることがあります。転職先は職種名だけで決めず、製品の分野と会社の規模まで見て選ぶことが大切です。
