| 性別 | 男性 |
|---|---|
| 転職時の年齢 | 29歳 |
| 最終学歴 | 大学卒業 |
| 転職前の勤続年数 | 5〜10年 |
| 転職経路 | 転職エージェント |
| 利用した転職サービス | ビズリーチ、doda X |
| 応募社数 | 11社以上 |
| 転職活動の期間 | 1か月未満 |
| 転職した年 | 2026年 |
| 総合満足度 | ★★★★★ 4(満足) |
| 転職前 | 転職後 | |
|---|---|---|
| 業種 | 転職前運輸・物流 | 転職後運輸・物流 |
| 職種 | 転職前技能工・製造・配送・農林水産 | 転職後技能工・製造・配送・農林水産 |
| 年収 | 転職前500〜600万円 | 転職後500〜600万円 |
| 雇用形態 | 転職前正社員 | 転職後正社員 |
※本記事は個人の感想・実体験に基づくものです
同じ業界での転職を選んだ理由
私が転職活動をしたのは、2026年5月から6月にかけてです。転職前も転職後も業界は倉庫業です。
まったく違う業界へ行く選択肢も少しは考えました。ですが、これまでのキャリアの中で一番長く経験してきたのが倉庫業であり、現場の流れや人員配置、改善活動など、自分が積み上げてきたものを一番活かせるのも同じ業界だと思いました。会社名は伏せますが、今回は同業界内での転職でした。
転職を決めた理由
転職を考えた一番の理由は、前職でこのまま頑張っても昇進や年収アップにつながる見込みが薄いと感じたことです。すぐに諦めたわけではありません。
自分なりに半年ほど、昇進を意識して仕事に取り組みました。現場の改善や業務の標準化、自分の担当範囲を広げることなど、できることはやったつもりでした。
しかし、評価面談で返ってきた反応は、自分が期待していたものとはかなり違いました。そのときに、「このままここで同じ努力を続けても、上に行くのは難しいかもしれない」と感じ、自分の中で気持ちが折れてしまいました。
もう一つ大きかったのが、夜勤の負担です。前職では夜勤の比率が高く、年齢を重ねるにつれて身体的な負担を強く感じるようになっていました。
若い頃は多少無理をしても何とかなりましたが、生活リズムが崩れる働き方を続けながら、長期的にキャリアを作っていくのは難しいと思うようになりました。年収を上げたい気持ちもありましたが、それと同じくらい、日勤で無理なく働ける環境を探したいという思いも強かったです。
3週間で決まった転職活動
転職活動では、ビズリーチとdoda Xを使いました。最終的にはdoda X経由でエージェントの方に紹介してもらった求人から内定につながりました。
応募したのは全部で30社ほどです。書類選考は思ったより通り、体感では5割くらい通過しました。ただ、面接になるとあまり通らず、最終面接まで進んだのは2社だけでした。
活動期間としては3週間ほどで次の職場が決まったので、期間だけ見ると短いかもしれません。ですが、実際にはかなり濃い3週間でした。

選考で苦労したこと
面接で聞かれたことは、どの会社でもかなり共通していました。「なぜ転職するのか」「なぜ当社なのか」「今まで力を入れてきたことは何か」「強みと弱みは何か」「将来どうなりたいのか」といった質問です。
特に、転職理由と志望理由に一貫性があるかはよく見られていたと思います。私は、前職で頑張ってきたこと、昇進や年収面で限界を感じたこと、ただし業界自体は好きで経験も活かしたいことを、矛盾しないように話す必要がありました。
書類作成でも苦労しました。これまでの経歴をただ並べるだけではなく、自分が何を強みとしてきたのか、どんな場面で成果を出したのか、転職先でどう活かせるのかを整理する必要がありました。
最初は言いたいことが多すぎて、職務経歴書の軸がぶれてしまいました。エージェントの方とも相談しながら、現場改善や業務効率化、人員管理に関する経験を中心にまとめ、面接で話す内容とも整合性が取れるように直していきました。
この作業は大変でしたが、自分のキャリアを客観的に見直す良い機会にもなりました。
今の会社を選んだ決め手と待遇の変化
今回の転職先を選んだ理由は、いくつかあります。まず同じ倉庫業で、これまでの経験をそのまま活かせると思えたことです。また、会社としてこれから伸びていく可能性があると感じました。
面接でも、私のこれまでの経歴や改善の経験に対して前向きな反応をもらえたことが印象に残っています。単に人手として採用されるというより、「これまでの経験を活かしてほしい」と言われているように感じられたので、自分に合っていると思いました。
加えて、夜勤がないことも大きな決め手でした。いろいろな求人を紹介してもらいましたが、その中でも最も自分の経歴とのマッチ度が高いと感じたのが今の会社でした。
待遇面では、転職前の年収が約500万円で、年俸制のため賞与はありませんでした。転職後は年収約550万円で、賞与が3か月分あります。
月給だけを見ると、みなし残業代込みで前職と大きく変わらない感覚ですが、年収としては上がりました。何より夜勤ではなく日勤になったことで、労働時間や身体への負担はかなり楽になったと感じています。年収が上がり、働き方も改善したので、この点は率直に嬉しかったです。
もちろん、不安がまったくないわけではありません。前職と比べると、今の会社は規模がかなり小さいです。
システムを導入していると聞いていましたが、実際には前職のシステムのほうが高度だったと感じる部分もあります。大きな会社にいたからこそ当たり前だと思っていた環境が、実は恵まれていたのだと気づく場面もあります。
ただ、その分、自分が改善できる余地も大きいと思っています。会社の規模が小さいことは心配でもありますが、上に上がれるチャンスが十分にあるとも感じています。
これから転職する人へ
今の時点で、今回の転職を後悔していません。年収は上がりましたし、夜勤がなくなり、これまでの経験を評価してもらえる環境に移ることができました。
もちろん、転職すればすべてが解決するわけではありません。新しい会社には新しい課題がありますし、入ってみないと分からないこともあります。
それでも、前職で自分なりに頑張って、それでも難しいと感じたうえでの転職だったので、納得感があります。
これから転職する人に伝えたいのは、まず今の会社でできることをやってみることです。頑張れる余地があるなら、すぐに辞めるよりも、まずは自分なりに結果を出そうとしたほうがいいと思います。
そのうえで、それでも評価や待遇につながらないと感じるなら、転職を検討してもいいと思います。大事なのは、自分の強みと弱みをきちんと整理し、転職理由、志望理由、今後やりたいことに一貫性を持たせることです。
また、年収については安売りしないほうがいいと感じました。私は希望年収を最初から少し高めに伝えました。正直、強気に出した部分もありましたが、それがあったからこそ今の年収につながったと思っています。
もちろん根拠のない希望では通りません。ですが、自分の経験や成果を説明できるなら、最初から遠慮しすぎる必要はないと思います。転職活動は大変でしたが、自分の価値や今後の働き方を見直す意味では、やってよかったと感じています。
この体験談からわかること
この記事は、29歳男性が同じ倉庫業のなかで転職した事例です。転職前も転職後も運輸・物流の現場で、雇用形態は正社員のまま変わっていません。
年収は500万円台をたもちつつ、賞与が付く形へと待遇が変わりました。夜勤中心の働き方から日勤へと切りかえた点も大きな特徴です。
利用したのはビズリーチとdoda Xで、最終的にはエージェント経由の求人で決まっています。活動期間は1か月未満と短く、満足度は5段階で4という結果でした。かけた時間の短さと納得感がうまく両立した事例と言えそうです。
「もう半年がんばった」うえでの決断
この方が印象的なのは、すぐに辞める道を選ばなかったことです。昇進や年収が上がりにくいと感じてからも、半年ほどは今の会社で結果を出そうと動いています。
現場の改善や業務の標準化、担当範囲を広げることなど、できることをやったうえでの評価面談。そこで返ってきた反応が期待とずれていたことが、気持ちの区切りになったようです。
もう一つの理由が夜勤の負担でした。年齢を重ねるにつれて身体への負担が増し、生活リズムが崩れる働き方を長く続けるのは難しいと感じ始めていたと語っています。年収だけでなく、無理なく働ける環境を求めていた点が、この方の転職の軸だったと考えられます。
同じ倉庫業を選んだ理由
この転職は、業種も職種も変えない同業界内での動きでした。まったく違う業界も少しは考えたそうですが、最終的には自分が一番長く経験してきた倉庫業を選んでいます。
現場の流れや人員配置、改善活動など、積み上げてきたものをそのまま活かせる。そこが決め手になったようです。面接でも、これまでの経歴や改善の経験に前向きな反応をもらえたことが印象に残ったと書かれています。
単なる人手ではなく、経験を見込まれての採用だと感じられたことが、この会社を選ぶ後押しになったのでしょう。同じ業界だからこそ、自分の強みが伝わりやすかった面もあるはずです。転職先の規模が小さいことには不安もあるようですが、その分、改善できる余地や上に上がれるチャンスも大きいと受けとめています。
まとめ
29歳で同じ倉庫業へ移り、年収を落とさずに夜勤から日勤へと働き方を変えた事例です。半年がんばったうえでの決断で、活動も1か月未満とテンポよく進みました。年収と働き方の両方で前に進めたことが、満足度4という結果につながっているようです。
