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SVから小売営業への転職はなぜ失敗したのか?54歳女性・リクルートエージェント

SVから小売営業への転職はなぜ失敗したのか?54歳女性・リクルートエージェント
体験者プロフィール
性別女性
転職時の年齢54歳
最終学歴短期大学卒業
転職前の勤続年数1〜3年
転職経路転職エージェント
利用した転職サービスリクルートエージェント
応募社数11社以上
転職活動の期間3〜6か月
転職した年2026年
総合満足度★★★★★ 1(とても不満)
転職前 転職後
業種 転職前人材サービス・アウトソーシング 転職後小売
職種 転職前管理・事務・スーパーバイザー 転職後営業
年収 転職前400〜500万円 転職後400〜500万円
雇用形態 転職前正社員 転職後正社員

※本記事は個人の感想・実体験に基づくものです

目次

54歳・BPOセンターSVからの転職

結果として、この転職は失敗でした。前職には1年4か月前に入社しました。その時は地元へ戻りたいというのが大前提で、地元の同業種の企業を選びました。

前職はベンチャー企業で、かなり自由な社風でした。私はBPOセンターのスーパーバイザー(SV)として、ある程度業務の管理を任されていました。一部、これは田舎あるあるでしょうが、パワハラやセクハラも経験しました(令和にまだやってます)。

自分の部署に関しては上司やメンバーにも恵まれ、自分のペースで仕事ができていたと思います。ただ、その前に勤めていた企業は規模が大きく、親会社も有名企業でしたので、ハラスメントなどはなく安定していました。

ベンチャーの業務量と転職の動機

前職と比較すると、マニュアルがなく、業務量がどんどん増え、管理者研修などもありませんでした。ベンチャーならではの、これから作り上げていくものが多い環境です。

さらに、担当していたクライアントのコンプライアンス違反にも納得がいきませんでした。そのため、なるべく規模が大きくて、クリーンで、諸条件が良い求人があれば転職しようと考えていたのです。すでに50代でもありましたので、年齢的に転職できればラッキーくらいの感覚でした。

リクルートエージェントで応募

転職活動の手間をはぶくため、まずは前回と同じリクルートエージェントに登録し、おススメで流れてくる求人の中から興味のある企業に申し込みました。今回の担当者はあまり熱心ではなく、ほぼやりとりはしていません。

並行して、一般的な求人サイトでも同業の職種に申し込んでいました。その中で、エージェントおススメの求人が以前から興味のあった業界であり、待遇面でも魅力的だったので応募したところ、即面接、即合格となりました。

採用内定通知書

面接1回で即合格した理由

1回の面接で副部長→部長→社長まで対応したので、期待されているのかなと感じました。一方で企業理念はなかなか理解しがたい突飛な内容で、入社後にいろいろ学ぶ必要があると思いました。

年収は前職より20万ほどアップ、シフト制だが休日の融通は利くという条件でした。私の年齢を考えると、ここまで好条件の求人は今後出ない可能性もあり、入社を決断しました。

エージェントと求人サイト、合計30社ほど申し込みをして、面接まで行ったのが5社です。今となって思えば、即合格になったのは慢性的な人手不足が理由だったのかもしれません。おそらく、すぐに辞めてしまう人が多いのでしょう。

面接まで行った他の企業も、労働環境や雇用条件があまり良くないところでした。24時までのシフトで、終電後なのにタクシー補助なし、休日数が圧倒的に少なく、いくつものチームを兼務するような条件です。

企業理念への違和感と強要

前職の上司からは残留を望まれましたが、ご理解いただき円満退社しています。今でも、いつでも戻ってきて、とLINEをいただくほど信頼していただいています。

その後、合格した会社に入社したのですが、面接時に感じた企業理念の違和感がやはりぬぐえませんでした。研修時に数名のトレーナーがつきましたが、全員が企業理念、というより社長の信念に傾倒しているようでした。何を言うにもその話になり、こちらから質問をしてもすぐに理念の話になって、正確な回答を得られないこともあります。

その企業理念というのが、打倒!○○社と大企業の名前を堂々と社内に掲示し、それを強要するというものでした。上司には不満であっても何でも言え、とも言われましたが、実際に言ってもほぼ却下されます。意味がないな~というのが正直な感想です。

休日と有給の実態、面接の違和感

休日の融通が利くと聞いていましたが、実際はできませんでした。上席がシフトを組んで直前に発表し、変更は不可、体調不良時は自分で代替の人を探す必要があるとのことです。

有給は1か月以上前の申請が必要で、体調不良時は欠勤扱いになるとも言われました。この会社にいる限りは自分の意見は言いにくく、安心して仕事ができないと思っています。すでに退職を視野に入れて動いています。

今後、転職活動をする方は、面接時に違和感があった場合、そこを納得できる、あるいは呑み込める場合を除いて、その会社は辞めておいた方がいいと思います。野生の勘といいますか、長年の経験でヤバい会社がわかるようになっていたみたいです。

編集部より

54歳・SVから小売営業へ、満足度が最低だった転職

この会社は何かおかしい。そう感じながらも入社に踏み切った54歳女性の体験談です。人材サービスの会社でスーパーバイザーを務め、小売業の営業へ移りました。地元志向でベンチャーに入ったものの、より良い待遇を求めて動いた転職です。

面接での違和感を押し切って入社すると、どうなるのか。同じ後悔をしたくない方の参考になります。

面接1回で社長まで即合格した会社の見方

ご本人は1回の面接で副部長から社長まで会い、その場で合格しています。一見スムーズに見えますが、選考がここまで短いのには理由があります。

中途採用の面接回数は、大手の調査では2回が約7割、3回が約4分の1です。1回で決まる企業は全体の1割にも満たず、めずらしいケースです。

選考を極端に短くする背景には、慢性的な人手不足や欠員の穴埋めが隠れていることが多いです。ご本人も後から、すぐ辞める人が多いのだろうと振り返っています。速さだけで喜ばず、なぜ急ぐのかを確かめてください。増員なのか欠員補充なのか、前任者はどれくらい在籍していたのか。この2つを面接で聞くだけでも、会社の実態が見えてきます。

休日の融通と有給、聞いた話と違うときの動き方

この体験談で一番の問題は、休日の融通が利くと聞いていたのに、入社後は違っていた点です。有給も1か月以上前の申請を求められ、体調不良のときは欠勤扱いと言われています。ここで、有給の基本を知っておくと役に立ちます。

有給は、働く人が希望した日に取れるのが法律上の原則です。会社が別の日にしてほしいと言えるのは、その日に休まれると仕事が回らない、という限られた場合だけです。人手が足りないからという理由だけで一方的に変えるのは、過去の裁判で違法とされました。代わりの人を必ず自分で探せという決まりも、必ず従わないといけないとは限りません。

ただし、長く連続で休むときに、早めの申請を就業規則で決めること自体は問題ありません。だからこそ、まず就業規則と労働条件通知書に目を通してください。面接や求人で聞いた話と書面が違うなら、その場で会社に伝えましょう。直してもらえないときは、労働基準監督署や、その求人を扱った窓口に相談できます。口約束は後に残りません。休みの取り方は、入社前に書面でもらっておくと安心です。

まとめ

好条件に見えた転職でしたが、面接で覚えた違和感はそのまま現実になりました。休日も有給も、聞いていた話と実際が食い違っています。

採用の速さより、条件が書面に明記されているかを先に確かめてください。休日や有給は法律で守られていますが、確認するかどうかは自分次第です。おかしいと感じたら、そのままにせず会社に確認するようにしましょう。

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