| 性別 | 男性 |
|---|---|
| 転職時の年齢 | 33歳 |
| 最終学歴 | 大学卒業 |
| 転職前の勤続年数 | 1〜3年 |
| 転職経路 | 転職エージェント |
| 利用した転職サービス | リクルートエージェント、セールスキャリアエージェント、ベストウィン |
| 応募社数 | 11社以上 |
| 転職活動の期間 | 1か月未満 |
| 転職した年 | 2026年 |
| 総合満足度 | ★★★★★ 5(とても満足) |
| 転職前 | 転職後 | |
|---|---|---|
| 業種 | 転職前教育 | 転職後コンサルティング・専門事務所(監査法人・税理士法人含む) |
| 職種 | 転職前営業 | 転職後企画・マーケティング・経営企画 |
| 年収 | 転職前300〜400万円 | 転職後400〜500万円 |
| 雇用形態 | 転職前契約社員 | 転職後正社員 |
※本記事は個人の感想・実体験に基づくものです
営業職として歩んだ、3社のキャリア
今回転職を行った理由は、前々職を転職した理由からさかのぼって説明する必要があります。私のキャリアとしては、現職を除き3社を経験してきました。
1社目は通信業界(携帯などの販売代理店)へ人材派遣を行っている会社です。最初の3年間は現場でショップスタッフとして従事し、1年ほどはキャリアアップしマネジメントも行っていました。
当時は将来的に独立したいと考えており、そのために営業職へ挑戦したいと思い、美容室向けの広告営業へと転職しました。そこで3年半ほど営業を経験します。
その後、高校時代の先輩が新規事業を立ち上げ、ちょうど営業職を探しているということでお声がけをいただきました。スタートアップ環境を経験するため、この会社で働くことを決めました。しかし1年ほど勤めたタイミングで事業自体が傾いてしまい、雇用継続が難しいと社長である先輩から言われ、泣く泣く転職を決意しました。
強みを軸に、キャリアの方向性を見直す
その際、自分のキャリアを改めて考えました。何がベストな選択なのかを考えたときに、営業職でのキャリアは頭打ちなのではないかと感じたのです。
理由としては、提案力とリサーチ力を自身の強みと認識していた一方で、関係構築やその手前である見込み客に話をもらう態勢を作ることが、自身の人柄や特性として難しいとわかったからです。上司やキャリアカウンセラーと相談する中で、一つの結論に至りました。苦手なことを改善するのではなく、自身の強みを活かしながら伸ばし、長期的なキャリアに繋げるのがベストだ、という結論です。
これらを考慮し、転職の方向性はソリューション営業とCS職に絞って活動を行うことにしました。業界として興味を持ったのは、マーケティング、マーケットリサーチ、コンサルの3業界です。
これらの業界は幅広い業界・業種のことを知ることができ、自身の提案力を大いに生かせると考えました。この中から選択肢を選ぶのがベストだと判断したのです。
1か月で20件、面接に振り切った転職活動
当時の動き方として、私自身かなり焦っていました。そのため転職エージェントはリクルートエージェント、セールスキャリアエージェント、ベストウィンの3社を利用し、求人サイトに求人を出していない企業には直接メールや電話をして経歴書を送りました。
週に10件の面接を受けることを一つの指標にしました。毎週月曜か火曜日に20件ほど求人申し込みを行い、1日に2件は面接できている状態を作りました。
転職成功の一番の要因は、面接対策の反復
面接対策は、当時活用したエージェントがかなり親身になってくれました。毎日、面接対策の壁打ちや模擬面接の時間を1時間取ってくださったのです。
面接での受け答えを反復練習する中で、かなり自然なアウトプットができるようになったと思います。これが今回の転職が良い結果に繋がった一番の要因だと考えています。
一方、面接対策で一番ネックになったのは経歴でした。自身の経験社数が多く、直前の企業が1年での離職となっていたため、ネガティブに聞こえないように話を作るのに非常に苦労しました。
この点は面接で必ず聞かれることが目に見えていたので、事前に想定問答を作成しました。都度エージェントさんに添削してもらいブラッシュアップし、面接を受ける中で感触が良くなければ再びブラッシュアップ…と繰り返していきます。常にベストな回答ができるように準備を行いました。
複数内定と、決断までの葛藤
結果として、転職活動開始から1か月ほどでマーケットリサーチ会社から内定をいただきました。年収も400万から過去最高の450万円を提示されました。
ただ、1点大きなネックがありました。他社も最終選考まで進んでおり、内定をもらった企業と同列レベルで志望度の高い企業も2社ほど残っていたのです。さらに、内定が出た企業への回答期限は、他社の最終選考の結果が絶対に間に合わない状況でした。
ここでどうするか、当時は大いに悩みました。条件がより良いところで決まるのではないか、もしかすると最終選考待ちの企業の方が自分のキャリアに繋がるのではないか…と、比較検討できない状況で散々悩んだのです。
それでもエージェントにオファー面談を依頼し、色々と話を聞く中で、自分が描くキャリアが明確に見えました。そして入社を決断しました。

転職後の変化と、これから目指すもの
実際に働く中で、大きな変化を感じています。今まではとにかく行動という営業スタイルで仕事をしていましたが、今は頭を使って仕事をしている時間が長くなりました。この方が自分の強みを伸ばしながらキャリア形成ができると感じています。
最終的には、友人とともに起業することを目指しています。そのために今の会社でマーケット分析力を身につけながらキャリアを形成すべく、日々の業務に励んでいます。
この体験談からわかること
この記事は、教育業界の営業から専門事務所の企画・マーケティングへ移った33歳男性の体験談です。契約社員から正社員になり、年収も上がって、総合満足度は5と高い転職です。1か月未満という短い活動期間で、複数の内定を得ています。
営業から企画職へなど職種を変えたい人や、職歴が多いことに不安を感じている人に、動き方と考え方の両面が参考になると思います。
職歴の多さを弱点で終わらせなかった、面接準備の徹底ぶり
ご本人は3社を経験し、直前の会社は事業の不振で1年ほどでの離職でした。この経歴をどう話すかが、面接で一番の悩みだったと振り返っています。そこで想定問答を先に作り、エージェントの添削を受けながら何度も作り直しました。手応えが薄ければまた練り直す。これを繰り返した点が印象に残ります。
ここに学べる点があります。聞かれるとわかっている質問は、その場の思いつきに任せないことです。答えを一度書き出し、第三者に直してもらうと、伝わり方が変わります。準備できる部分を先に固めておくと、当日の余裕にもつながります。
職歴が多いときの面接での伝え方と、複数内定の期限への向き合い方
職歴が多い、あるいは直近が短期離職という状況は、それだけで不採用になるわけではありません。採用側がまず知りたいのは、なぜ辞めたのかという理由です。そのうえで、理由の奥にある価値観や、これからどう働きたいかを見ています。
伝え方のコツは、退職理由を簡潔にとどめ、これから実現したいことを厚めに話すことです。前の会社への批判や他責が強いと、同じことがまた起きると受け取られやすいので避けましょう。嘘や話の作り込みは、選考が進むと辻褄が合わなくなります。事実をもとに、そこから何を学んだかを添えるほうが誠実に伝わります。
複数内定で回答期限が他社の選考に間に合わない場面もあります。この体験談でもご本人が大いに悩みました。回答期限は、待ってもらえるか相談してよいものです。まず内定への感謝を伝え、いつまで待ってほしいか、その理由を整理してから連絡しましょう。エージェント経由なら担当者に依頼するのが基本です。ただし志望度が低いと見られる可能性もあるため、伝え方には注意しましょう。
まとめ
職歴の多さは、伝え方しだいで強みとして語れます。この体験談では、面接対策の反復と、内定への冷静な向き合い方が結果につながりました。聞かれるとわかる質問こそ先に備え、迷ったときは一人で抱えず相談する。短い活動期間で納得のいく決断ができたのは、この2つがあったからです。
